映画「あの頃。」感想
映画館は滅多に行かない私。
夢羽の勇姿をスクリーンで見るべく劇場へ。
祝日ということもありほぼ満席。
前後左右が空席のコンサートに慣れすぎていて、人に挟まれた空間が窮屈で落ち着かない。
贅沢な人間になったものだ。
ゆはについて
ゆはが出るシーンは思いのほか短く、
2〜3分といったところ。
まず声だけ聞こえてくるんだけど、
姿が近づくにつれ緊張が走る。
あややに扮したゆはの画像よりも、やはり動くゆははあややによく似てる。
うわーあの松坂桃李と握手してる!
と逆の感想を持つヲタク。
この緊張と興奮はぜひ劇場で味わってほしい。
もちろんエンドロールでも感動。
ハロプロの曲名がいっぱい書かれてあったのも感動。
下ネタについて
何人かの感想を読んでいると、
ハロメンには見せたくないというご意見が。
心構えをしすぎたせいか、
自分にはライトに感じたかなー。
ハロメンで抜●とかそういうのを予想してた。笑
ヲタならあれぐらいするでしょう。
本編について
予想できない展開になっています。
というのも最初の一時間は
ハロヲタなら耐えられるレベル。笑
ストーリーがなかなか進まない。
やばい、このままだと
「ストーリー展開が遅い」
という感想しか出てこない。
どうしよう。
と思いながら観てた。笑
泣けるって聞いてたけど
ほんとに泣けるのか?
どんな終わり方に持っていくんだろう。。
小競り合いのシーンとか気まずいシーンってもともと苦手なんだけど、前半はほぼこれ。
俳優ファンの一般人がハロヲタの生き様を見に来たら、仲間内のゴタゴタまで見させられるそんな映画。
それもこれも
すぐ頭に血が上ってしまう
コズミンのせいなんだけども。
盲目で、
プライドが高くて、
自分が一番正しいと思ってて、
あ〜こういうヲタっているよなぁ〜
と妙に懐かしさを覚えつつ、
こんな嫌われ役を引き受けてくれた太賀に申し訳なくなるヲタク。
それぐらいコズミンの性格が
まぁめんどくせえ。笑
が、しかし。
いきなりの急転。
あのmixi画面を見た瞬間、
涙が溢れた。すごい振り幅。
最後まで見るとわかるけど、
コズミン役は太賀で大正解。
太賀にしかできない。
なんかもう
コズミンが主役なんじゃないかと←
周り誰も泣いてなくて
自分しか泣いてなかったけど
一人だったらもっと号泣してた。
予想外すぎて。笑
終わってから本人のツイートとか調べちゃうよね。(実話なので
観る前は、あややにハマっていく様子や黄金期のヲタ活など、
“ ハロプロのあの頃 ”
の話メインかと思ったけど
そうではなく、
あの時代にいた
“ 仲間とのあの頃 ”
の話なんだと解釈しました。
ハロヲタを通して
一人の人間の人生に触れた泣ける映画でした。
グッズも売られてたヨ。
私にとっての「あの頃。」
私にとっての「あの頃。」は
2012〜2013年。
ハマりかけで一番楽しい時期。
今みたいに情報が溢れてなかったから、雑誌やテレビは隈なくチェック。
渋谷に行くとハロショに立ち寄り、
朝までハロプロナイトにいることもあった。
2012秋のカラフルキャラクターは、
構成が好きすぎて4公演入った。
当時はGREEでブログを読んでいたので、「数学女子学園」のゲームもよくやった。
あんなに遊んでいたのにどんなゲームだったかいまいち思い出せないけど、夜な夜な煮卵を投げ合ってラーメンを作っていたのは覚えている。
あえてレベル上げをせずいつも上位を保ってたヤクルトさん、元気かな?
その後、恋愛ハンターがリリースされ、毎日のようにフリコピ。
One・Two・Three 初披露映像を観た時の衝撃は忘れられない。
川崎までリリイベ見に行って、まだ小さかったまーどぅーに声援を送った。
研修生現場も楽しかった。
金子りえ、田辺奈菜美、吉橋くるみがいた時代。
娯楽道に行けばワンコインでチケットが手に入った。まだFC会員じゃなかったからよくお世話になっていた。
この頃はヲタ友も沢山いて、10人くらいで聖地巡礼したり、わんこそばを食べに行ったり。
週末はヲタ友の家に集まってDVDを流しながら手巻き寿司パーティーしたり、推しの誕生日ケーキで祝ったり。
でも今は当時のヲタ友が一人も残っていない。
現場に行っても誰も見かけない。
ほとんどが鞘師と工藤推しだったから
ヲタ卒してしまったのだろうか?
なんとも寂しい。。
心当たりのある当時のヲタ友さん、
コメントお待ちしております。笑